河北郡市クリーンセンター施設概要
所在地 | 石川県河北郡津幡町字能瀬ナ73番地3 | ||
敷地面積 | 13656.35平方メートル | ||
建物面積 | 230.14平方メートル | ||
工事期間 | 令和2年4月~令和5年3月 | ||
計画処理区域 | かほく市、 津幡町 、 内灘町 | ||
受入規模 | 118t/日(ごみ88t+下水汚泥30t) | ||
焼却能力 | 98t/日(49t×2炉) | ||
稼動期間 | 1日24時間 | ||
処理対象物 | 木製品類、布類、プラスチック・ビニール製品類、再生できない紙類、皮革製品類、生ごみ類など | ||
排ガス基準 | 項目 | 法規制値 | 自主規制値 |
はいじん | 0.04g/㎥N 以下 | 0.01g/㎥N 以下 | |
塩化水素 | 430ppm 以下 | 50ppm 以下 | |
硫黄酸化物 | K値17.5 以下 | 50ppm 以下 | |
窒素酸化物 | 250ppm 以下 | 80ppm 以下 | |
ダイオキシン類 | 0.1ng・TEQ/㎥N 以下 | 0.1ng・TEQ/㎥N 以下 | |
水銀 | 30μg/㎥N 以下 | 30μg/㎥N 以下 |
処理フロー
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- 受入設備
もえるごみは、計量機で重量を測定した後、プラットホームの投入扉からごみピットへ投入されます。ごみクレーンにより撹拌された後、ごみホッパに投入されます。 - 下水汚泥乾燥設備
下水汚泥は、焼却廃熱を活用した上記間接加熱方式により乾燥した後、ごみホッパに投入され、もえるごみと混焼します。 - 焼却設備
焼却炉の内部には、ストーカが階段状に設置されており、可動する段と固定している段が交互に配置され、効率よくごみをほぐしながら燃やしていきます。
ダイオキシン類の発生を抑制するため850℃以上の高温で焼却し、ごみの臭気成分も熱分解します。 - 発電設備・余熱利用
ボイラでごみ焼却によって発生する熱を回収し、蒸気を発生させます。
この蒸気を利用し、蒸気タービン発電機で最大1,700kWの発電を行います。
排気蒸気の一部を余熱利用熱交換器の熱源として、場内給湯やロードヒーティングに用いています。 - 排ガス処理設備
焼却の際に発生した排ガスは、減温塔で冷却し有害物質の処理に適した温度に調整します。その後、ろ過式集じん機でばいじん、ダイオキシン類などを取り除き、煙突から大気に放出されます。 - 灰処理設備
ごみを焼却した後の焼却灰は灰搬出車に積込み、搬出されます。飛灰はろ過式集じん機によって捕集された後、混練機でキレート剤を練り合わせて、埋め立て時の有害物質の溶質を防ぎます。その後、灰搬出車に積込み、搬出されます。
構内図